どたどた

(っ˘ω˘)っ

2019年 印象に残ったゲーム

2017以前はこちら → http://d.hatena.ne.jp/dotk3_ameta/
2018はこちら →  http://dotadota.hatenablog.jp/entry/2019/01/08/000733 

1月: マザー2 (WiiU)

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 その場セーブを駆使しつつ30時間弱で完走。スマブラSP(人生初スマブラ)からの流れで25年越しに本作をプレイした結果、DQFFその他もろもろ和製ファンタジーがだいすきで本作には見向きもしなかった少年は、ほぼ全てのセリフをスクリーンショットに収めるおじさんになったのを確認した……実機で所持しているGBA版よりもドットバイドットで撮影できる3DS版よりも兎角SNS連携しやすいWiiU版を優先するような……。無性にいけすかなさを感じて避けていたシゲサトイトイワードも今のおれには腹立たしいほどにひとつひとつがいちいち刺さり、相変わらずいけすかなくも愛しく忘れられない作品になってしまった。3もあそばねばならぬがまたそのうち。三回忌もとうに済んだのだしこのままエンディングまで泣くんじゃない、泣くけど。

2月: ガブッチ (Switch)

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 かわいいガブッチ(みてのとおりです)が頭脳と指先の両方をほどよく刺激してくれるアクションパズル。プレイヤー動作、特にジャンプまわりに対するパズルの挙動が精密に作りこまれており、1ドットの隙間をコントローラさばきで突き崩すようなシビアさはほとんどない代わりにそのような抜け道は許されもしない。丁度よくむずかしい詰将棋感がありおれには丁度よかった。Steam/PS4でもリリースされたので各位それぞれあそびやすい環境であそんでくれるとうれしい。ハコボーイは未履修なのでまたこんど。

2月: Rym 9000 (PS4)

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 Steam版に心を鷲掴みにされてから丁度1年、PS4版は数量限定パッケージ版を輸入するに至った。Steam版の初期には無かったオート連射の実装、コンティニュー無限化、日本語ローカライズの実施などにより格段に遊びやすくなっているし、PSストアのセールでわりとよく70%くらいオフされるので兎に角自分の手で触って感じてみてほしいシューティングのひとつ。プレイ後に観るAKIRAがまた格別。

2月: アルケミックダンジョンDX (Steam)

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 誕生祝いにギフトでいただいたタイトル。不思議のダンジョン初期シリーズほぼそのままの操作感で手触りよくあそべるローグライクであり、ドット絵も大小問わず高水準と感じる一方、アイテムクリエイトありきで開始直後からこれでもかと登場する素材の多さと図鑑の空欄の多さに圧倒されて手が止まってしまった。おれは自由の御旗のもと、最高の組み合わせをすぐ見つけられないことへの自己嫌悪に、成す術もなく押し潰されたのだ……。

2月: TETRIS 99 (Switch)

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 アリカ製テトリス、しかも無料とくれば触らないのはもはや罪と思っていた。いにしえのmixiで俺が一番セクシーと息巻いていた少年少女はテトリスDSにより全員が等しく死んだというが、本作により新たに生じた血の海の広さはいかほどであったか。結局おれはおれ以外の人間に邪魔なんてされたくないということがよく分かった一本だった。後に発売されたソロプレイ用DLCは購入していないので未評価。

2月: アーケードアーカイブス アイスクライマー (Switch)

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 アーケード版あそんだことないけどファミコン版はカンストしたおれだし速攻やっつけたるわと舐めてかかっていたマリオブラザーズにこっぴどく打ちのめされて以来、任天堂作品のアーケードアーカイブス入りが楽しみで仕方なくなったのだが、アイスクライマーも期待に違わずファミコン版に無かった要素と偏執的(褒めてる)な難易度調整により手厚く出迎えてくれた。スコアに大きく影響する倍率メダルの隠し場所を検索すれどジオシティーズ亡き今そうそう見つかるはずもなく、かつて裏塔劇に誘ってくれたフレンドとともに1ステージずつ調べた成果をメモ帳(物理)に書き込んでいった平成最後の冬。それらを見ながら全力であそぶハイスコアモードは最高に楽しかった……そうやって自宅でハイスコアを出したところで誰にも褒められやしないが、通りすがりの初老に素人呼ばわりされることもない……。

3月: ダライアス コズミックコレクション (Switch)

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 48時間(72時間?調べるのもめんどくせえ)限定で販売されたきり二度と手に入らない(状態が少なくとも本日までは続いている)ゲームとなったGB版サーガイアを実際にプレイした人数はおれを含めて3桁に届いただろうか……反語のつもりまではないにしろ皮肉の一つも書き残したくはなる……それはそれとしてダライアス外伝が現行ゲーム機向けに移植されたことはただただ喜ばしいというほかない。オート連射は言うに及ばずオンラインランキングやステートセーブ等の追加要素が素直に嬉しく、良くも悪くも忠実移植に過ぎなかった過去作を着実に過去のものとしている。発売直後はもう一歩と感じた移植度もアップデート後は文句なしの出来と感じた(大変よくできていたサターン版でも腹が満たず基板購入に踏み切っていたおれの言うことなので素直に信じるがよい)。なんとなく見づらくてなんとなく嫌いなままのGダライアスと今一度向き合う機会を持てなかったのは素直に残念であるが。

3月: Baba Is You (Switch)

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 2019年マイベストゲームその1(完全新作枠)。あまりの難しさに半分もあそべていないと思うのだけど、システムそのものにただただ感じ入ってしまった。とりあえず本体を手渡してあそばせてしまえるSwitch版があまりにも強力であり、年末にようやく日本ストアでも配信されたことで一層勧めやすくなったことも非常に嬉しい。娘(2歳8ヶ月)がいずれおれを追い越す日のためにネタバレは見ずにおきたい次第。

3月: Nuclear Throne (Switch)

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 2014年マイベストゲーム略して核ゲーのSwitch版が遂にリリースされてしまった(海外のみ)。ニンテンドーダイレクトのインディタイトル特集が来るたびに勝手に期待しては勝手にがっかりするのを繰り返していたため、いざ実際にダイレクト内で発表され放送直後にダウンロード可能となったときには放心するしかなかった。Steam版ともPS4版ともほんの少しだけ違う(そしてSwitch版ならではの若干致命的なバグもある)のだけど、とにかくこのゲームをSwitchであそべることがただただ嬉しい。3本累計400時間あそんだものの実績コンプリートは未だ遠し、それもまたさらにあそぶ口実となりおれによし。

4月: GeminiArms (Steam)

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 Twitterでの呼びかけからテストプレイヤーとして関わらせていただいたタイトル。レーザーを嫌う類人猿など居ないはずだが、終始レーザーのみで戦い続ける作品はそんなに多くなかったような気もして一も二もなく手を挙げたところ、バージョンアップのたび挙動も手触りも大きく変化するレーザーから調整の面白さと難しさの両方を実感した次第。完成版におけるレーザーの撃ち込み感、反射感が兎に角きもちよい一品に仕上がっているので是非!

4月: Dance Dance Revolution A20 (Arcade)

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 県内唯一の最新筐体が現実的に通える距離に入荷……理由はそれだけで十分だった。健康のためだとか旧友と足でビンタしあうだとか、筐体さえあれば口実は何でもよい。

5月: KIDS (Steam)

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 様々な場面において群衆の中の一人を操作するナラティブ小品。それぞれの場面では割と自由に動くことができるものの場面が切り替わるためには結局のところ特定のアクションを取る必要があり、自由度とは程遠くメッセージ性が強いが、十数分で完結するコースを何周か走ってしまった。タイトルが示すとおり子供の声で話す彼らは、しかし本当に子供なのだろうか?

5月: ラジルギスワッグ (Switch)

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 看板が何度掛け変わってもやっぱりよくわからない集団(褒めてないつもり)があり、そこが生み出す作品群はおれのどこかしらをことごとく的確に刺してくるので困る(褒めてるつもり)。撃つだけじゃなくて斬らなきゃな、といつもどおり無敵時間中に敵に重なって斬りまくっていたら新要素の加速システムがいいかんじに絡んできてきもちよく、月まではあっという間だったがそこから先へはまだ行けぬままだ。おのれ……。

6月: Nuclear Throne アンソロジー (Offline)

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 Nuclear Throne の同人誌をつくろうムーブに光栄にもお声掛けいただき1.2ページ参加させていただいた。家宝にします(娘がギリギリ発見できるかできないかのところに仕込んでおく作戦)。

6月: Gato Roboto (Switch)

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 ねこ(人語を解すが人語を喋ることはない、それがいい)がロボットに乗って大暴れしたり生身のまま突き進んだりする探索アクション(メトロイドヴァニアという呼称もいい加減定着して久しいとは思うが未だになんとはなしの使いたくなさがある)。白黒2階調のアートワークが珍しくないどころか流行感すら漂っていた2019年においてそこに甘えない描き込みぶり&モーションひとつひとつの細かいぶりが心地よく、100%探索完了までのn時間(1桁中盤)を気持ちよく駆け抜けることができた。探索したいけど時間をかけられない各位にも安心しておすすめできる小品。それにしてもSwitchのスクリーンショット画質はドット絵にだいぶ厳しいな(アーケードアーカイブスで他機種版と比べると差が顕著)……。

6月: Devolver Bootleg (Steam)

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 Devolverファン向け。

6月: Un Pas Fragile (Steam)

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 バレエダンサーをめざすカエルの日常を描いたナラティブ小品。KIDSに続いて十数分で完結するコースを何周も走りたいきもちになり実際走ったが、こちらは走るコースを選ぶ自由が若干だけあったほか、見てのとおりのやさしいアートワークも含めてKIDSと対照的な部分が多く、短いスパンの中で両方あそべてよかった感あり。かなりすき。

6月: Rain City (Switch)

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 ねこ型人間(人型の何かにおける何かなんて服の色みたいなもんだ)の兄を操作して行方不明の妹を探すアドベンチャー。コマンド式でもポイントクリック式でもないアドベンチャーを見かける機会へってるよねと思いつつ挑んだものの、思考のみでなく試行回数を求めるつくりのパズルトラップが少なからずあり、おれの許容範囲をあっさり超えてしまったので途中で積んでしまった。ねこ(型)なので最後まで見届けたいきもちはあるが……。

7月: NOYO-! (Steam)

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 どう見てもマザーシリーズライク(製作者もそれを公言している)なコマンドRPG。個人製作ということもあってか見た目・音響・UIすべてが一体となってひとつの世界観を描き切っているのが好印象で、お世辞にもテンポが良いとはいえない戦闘その他システム面を差し引いても4種すべてのエンディングを見るまでゆるく楽しくあそぶことができたのだけど、いわゆるトゥルーエンディングにあたるそれがあまりにもあんまりで落胆しちゃった。これだけ引っ張っておいてその部分を調理しないまま出すのだけは許されざるよ……。ともあれ、この方の次回作が出た暁には是非あそんでみたい感。

7月: ポケットプレイヤー ギャラガ (Offline)

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 ゼビウス(特にファミコン版)はおれを育てた、なのに、現行の最新ゲーム機のいずれにもゼビウスが移植されていないのはどういうことだ!そんな心の叫び(心とTwitterで叫んでるだけ)が通じた訳はないが、ギャラガ(こちらは今でも世界中で現役だ)との抱き合わせながらいつでもあそべる専用ハードが発売されるとあらば黙っていられなかった。アーケード版ではなくファミコン版の収録というのが個人的な経緯やレア度も相俟ってむしろポイント高し。これも娘の手の届く範囲にさりげなく置いておこう……。

7月: 天野ゲーム博物館 (6年ぶり)

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 職場の上司から案内を依頼され久しぶりの訪問。館長さんも各ゲームたちも息災でなによりでした。以前は訪問のたびに1度は完走してたハングオンで完走できなかったのが非常に悔しかったのもあり、年に1度は顔を出せるようにしたいところ。

8月: Indecision. (Steam)

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 「俳句プラットフォーマゲーム」を名乗る本作もまたナラティブ作品のひとつ。悪阻の重い妻が里帰り療養で居ない中、淡々と俳句を積み重ねていく夜があった。10周以上走った内の半分は実績獲得のみを目的としていた記憶があるが、そうでない半分も確かにあったと記しておきたい。元はといえば同じ作者による別作品 "Stikir" の発売前宣伝に惹かれたのが本作を知るきっかけだったのだが、妻の復帰その他もろもろと重なってすっかり忘れていたことを今になって思い出してしまったのでそのうち。環境は人(おれ)を作ってしまう……。

8月: タッピングスキルテスト (Arcade)

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 Windowsタブレット版から2年、唐突にリリースされたアーケード版。全ゲーム満点だと13歳になれるらしいが、おれはこれくらいが丁度いいかな(負け惜しみ)。

8月: STRIKERS1999 (Switch)

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 浪人生時代にいっぱいあそんだシューティングの家庭用ゲーム機向け初移植。めでたい。シティコネクション社に完全子会社化される以前のゼロディブ社が移植を手掛けた彩京タイトルの最終作と思われる(アクセス雀のほうのホットギミックがよくわからない)が、同社による従来の移植と比べて明らかに手触りが良く、アーケード版との違いがまるで分からなかったのでラブ各位は是非。元のゲーム自体が旧作と比べて明らかに難しいのだけどそれはそれ。

8月: ドラゴンクエスト11S 体験版 (Switch)

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 ドラクエ1~6はリメイク版も含め繰り返しあそんでいた一方で7以降とは無縁なままだったのとユアストーリーをめぐるネットのあれこれに嫌気が差していたのとの合わせ技でとりあえず体験版をプレイ、たっぷりあそべるとの公称どおり10時間弱あそんだ。しっかりおもしろかったので製品版もそのうち。ゲームにおける鳥山絵を野暮ったく感じていた時期がおれにも確かにあったはずなのだが今はただただ安心感があり、そのことへの不満感と充実感の両方があったことを自分のために記しておく。

9月: River City Girls (PS4)

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 トロフィー全獲得のちやれることは全部やったつもりで20時間弱たのしくプレイ。くにおくんシリーズもウェイフォルワード社(ルが必要なことを今回初めて認識した)の手に掛かればウェイフォルワード色になってしまうが、かわいいドット絵がなめらかに動く時点でどう転んでも及第点は超えてしまうので、手に取るかどうかは単純にアレンジ後の見た目とか性格とかのみで判断してしまってもよいかもしれない。おれにとってはごだいがだいぶ解釈違いきつかったけども主役ライバル4人が圧倒的だったのでセーフ。小林さん?またそのうち。

9月: ゼルダの伝説 夢をみる島 (Switch)

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 2019年マイベストゲームその2(リメイク枠)。原作が墓場まで持っていきたいゲームのひとつということもあり、発売日の夜にエンディングまで駆け抜けたのち、全収集アイテムコレクト完了までプレイ。登場人物のセリフが楽屋ネタ等ごく一部を除き一字一句変わっていないことを筆頭に、本編部分において理由のない変更を行わない姿勢が徹頭徹尾貫かれていたのは大変よかった(解像度は違えどおれたちは時代を超えて同じものに触れていると胸を張っていえる)し、BGMに随所で原作の音色が挟み込まれるのもリメイクとしての立ち位置をほどよく主張していてよかった。寄り道として追加されたパネルダンジョン自体のつまらなさと、そのクリア報酬に収集アイテムを加えた判断は正直だいぶ許しがたかった……けども、それらを差し引いてもやはり本作がこのクオリティをもって2019年に再登場できたこと自体があまりにも尊いというほかない、かな、と。

9月: メガドライブ ミニ (Offline)

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 当時のおれにとってメガドライブとの触れ合いはセガ好きな友人との触れ合いにほかならなかった(スーパーファミコンを床に叩きつけた親に新しいゲーム機を買ってとせがむ度胸も学校に隠れてやりくりする甲斐性も持ち合わせて居なかった)。収録タイトルのうち触れたことがあったのは1/3程度だが、それらから当時のあれこれを思い出しつつ、残りの2/3と新規収録2タイトルをぼちぼちと楽しむ感じ。時間は有限でも、触れていない旧作はすべて新作だからな!

9月: Crowd Simulator (Steam)

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 様々な場面において群衆の中の一人を操作するという点においてKIDSと共通しているが、アプローチもメッセージ性もまるで異なる小品。シミュレータという名前は(もちろん)ジョークに過ぎないが、そのおかげでかゲームとしての体裁が却って保たれている感も否めず、ゲームってなんなんだろうね(特大主語)。

10月: トロとパズル (iOS)

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 トロたちポケピの初出から20年。PS3トロステーション終了から6年以上経ってもなお彼らに古さを感じることはなく、どういう形であれ現役で居てくれることがただただ嬉しい。3マッチパズル部分がかなり割り切った内容(フレンドと競えるのは到達ステージのみでスコア要素は徹底的に排除されており、クリア済のステージを遡りプレイすることも一切できない)になっているのもポケピたち&コトバあそびエンジンに対する開発側の信頼の表れかもしれないし、おかげで3マッチパズル部分に時間を無限に吸い上げられずに済んでもいるのだけど、流石にその時点での配信済ステージをすべてクリアしたプレイヤーにだけは遡りプレイを解禁してくれてもいいんじゃないかな……してほしい。

10月: アーケードアーカイブス ルート16 (PS4)

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 ファミコンルート16ターボ(1985)が大好きだった一方、オリジナルにあたるアーケード版ルート16(1981)は稼働現場を見かけたことすらなかったのでアーケードアーカイブス入りが大変ありがたかったのだけど、全トロフィー獲得までの道のりがなかなかに険しく(ステージ内の残りアイテムが2つ以下で全ての敵が倍速になる仕様を理解していないとほぼ無理)、それだけでおなかいっぱいになってしまった。4年分とはいわないまでも流石にもうちょっと彩りが欲しかったな……。近年のアケアカはその場セーブ駆使を前提としたトロフィー条件がめっきり増えた印象があり(2018年末までのPS4アケアカ全タイトルを全トロフィー獲得まであそんでの感想)、最初期のようにほぼ参加賞でしかなかった頃とは正反対なのだけど、無理なく楽しめる要素が多いに越したことはないので個人的には現状を支持かな。

10月: Manifold Garden (iOS Apple Arcade)

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 自分の目で確かみてみる精神に則りとりあえず加入していた Apple Arcade に来たので触りだけプレイしたものの、画面下部に常に表示されるホームバーが思いのほか没入感を削ぐのですっかり興醒めしてしまった(iOSのアクセスガイド機能により表示を消すことができるのだけど、代わりにスクリーンショットが撮りづらくなったり処理落ちが増えたりで満足には至らず)。Epic Games ストア限定のPC版はアカウント削除によりプレイできないので、Steam/PS4版が来たらまた触ってみたいかんじ。

10月: Frogger in ToyTown (iOS Apple Arcade)

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 新しいゲーム機やプラットフォームにはとりあえず最新のアレンジ版が出てくれることで定評のあるフロッガーシリーズが Apple Arcade にも来たのでまよわずプレイ。主人公カエルの挙動は初代(1981)をほぼ踏襲している一方、リッチな見た目と物理演算により構成された世界は毎回違った牙の剥き方で襲いかかってくる。新アクションのアイテム投げがうまく決まって一気に進めたときなどはかなり爽快なのだけど、シリーズ定番の車避けや川渡りの場面で物理演算が災いし納得いかないミスに陥ることもしばしばで、従来作になかった面白さとストレスの両方を感じた。個人的に「アーケードかな?」と疑問符を付けたくなる内容ではありつつ、気軽に繰り返し遊べて楽しいのは確かなので十分アリかなと。フリックでも直感的にあそべたものの、おれにはやっぱりパッド操作のほうが馴染むかんじ(これのおかげでiOS13未満にはもう戻れないまである)。

10月: Sayonara Wild Hearts (iOS Apple Arcade)

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 最初の数ステージのみプレイして鮮烈な印象を受けつつ、最高評価が出るまで次のステージに進みたくない悪いクセが出たのと、Apple Arcade の話題がほぼ本作のみに収束していた当時の自分のタイムラインに対しあまのじゃくな気持ちになってしまったのとで保留にしている。これもフリックのみであそべるルールではありつつ、おれの場合どうしてもパッド操作より反応が明らかに遅くなってしまうので最高評価云々も相俟って楽しくなくなってしまうという……。いろいろ忘れたころにでもまた。

10月: みんなで空気読み。2 ~令和~ (Switch)

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 DSiウェア版で初めて触れて以来なぜかお気に入りになってしまったシリーズ。100問1周すると解禁される「読まない。」モードが地味にたのしく、わざとボケてみせるのと空気を読まないのとは違うんじゃないのと思いつつ何周もあそんでしまった。

10月: リングフィット アドベンチャー (Switch)

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 フィットネスを題材にしたゲームをプレイするとゲーム内評価の向上を優先するあまり本来すべき動きから逸れてしまいがちな浅ましいおれなのだけど、本作はそうならないための工夫が多いと感じた。アドベンチャーモードでは各種フィットネスで失敗しても攻撃力が若干落ちるだけなので変にゲーム内評価に捕らわれずに済む傍ら、スコアを競うミニゲームは文字通りゲームなので自由な動きで全力で挑めばよく、どちらも浅ましさを感じる必要がないのだ。モード終了時に任意で行えるスタティックストレッチの説明が大変よく身体感覚のないおれにも伸ばしどころが非常に分かりやすいので、ゲーム内評価やメリットには一切繋がらないにも関わらず毎回必ず行うようになったほど。マイペースでぼちぼちと続けていきたいね。

10月: SEVEN's CODE (iOS)

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 NAOKI MAEDA プロデュース作品。クロスビーツは氏の離脱後しばらくしてから興味を失ってしまったが、本作は1年でアップデート完結予定とあらかじめ謳われていることもあり最後まで見届けるつもりで居る。立ち上がり当初は音ゲー部分の出来がかなり厳しく、曲はおろかストーリーを楽しむのもままならなかったが、ほぼ改善された現在は新曲&新ストーリー配信が素直に待ち遠しくなった。現時点で追加曲すべて合わせても5,000円程度で収まるはずなので後追いも是非是非。それにしてもBEMANIシリーズに熱中していた頃のNAOKI曲は順番待ち中のBGMでしかなく自分で選曲することはほとんどなかったのだけど、今になって旧シリーズを遊ぶ機会に恵まれた際にプレイしてみるとあらためて凄みを実感することが多いなと。

11月: NO THING (Switch)

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 サイケデリックな世界を左右2ボタンのみで駆け抜けていくシンプルな作品。Steam版もあるが、思い立ったときにふとあそべるSwitchとの相性がとみに良い(ただしSwitch版は海外ストア限定)。眠りが麻薬なら無は癒し、モラルが無いのがモラル。

11月: メディーバル 蘇ったガロメアの勇者 (PS4)

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 PS1で発売されていた3Dアクションのリメイク版。休刊直前のゲームサイドだったかで読んだ紹介記事にて世界観に惹かれつつも機会に恵まれなかったため、リメイク版の報せは大変嬉しかったのだけどいざプレイしてみるや20年前そのままの操作感に苦しんでしまった……。スーパーマリオ64に挫折する程度に3Dアクション適正が無いおれを舐めてはいけない(スーパーマリオ3Dランドスプラトゥーンにはだいぶ励まされたが)。とはいえ世界観に惹かれたのは動機として強く、本作を快適にあそぶためにPS4 ProとSSDを買ったと言っても過言ではない(無印PS4だと30FPS維持できない場面が少なからず)ので、2020年のおれは頑張ろうな!

11月: SEGA AGES ファンタジーゾーン (Switch)

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 初出は1986年に遡る本作だが、2004年に初めて大阪のあうとばぁんで見かけたときも、令和を迎え2020年代を間近に控えてからもまったく色褪せて見えることはなかった。時代を問わないポップさと明快な遊びやすさの両方を兼ね備えた不朽の一作を最新のゲーム環境で楽しめる幸せ。はじめて1000万点を突破できたのはSwitch版ならではのアシスト要素を全力で活用した結果に他ならないが、それらアシストの無い34歳のアーケード版を楽しめる店舗が全国にどれだけ残っているかという話もまた避けては通れないのだ。東京以外全部沈没も日本沈没も最早さしたる違いは無いやもだが……。

12月: Super Real Darwin (Switch)

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 海外ニンテンドーeショップにおいて展開されている "Johnny Turbo's Arcade" シリーズの1本で、これ以外にもファイターズヒストリー(初代)など往年のデータイースト作品が数多く配信されている。日本語はおろかキーコンフィグすら無いのが基本のようで、アーケードアーカイブスやM2ショットトリガーズなどの行き届いた移植に慣れてしまった身にはちょっと辛かったりもする一方、知名度が高いとは思えないタイトルも広くカバーしている姿勢には敬意を。さて名前だけは知りつつも2019年末に初めて触れることのできた本作、1面ボスが1面のくせにシビアじゃねと感じつつ検索したら同じ感想がザクザクと出てきたのでもっと進化せなというきもちになったオチ、ダーウィンなだけに(3面まで行けました)。

12月: ジェミニアームズ (Switch)

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 水曜24時のニンテンドーeショップ更新を毎週たのしみにしている中「もうすぐ発売」に突然現れたのでびっくりしたやつ。家庭用ゲーム機入りおめでとうございます&こちらにもクレジットいただきありがとうございます。Steam版にあったオンラインランキング(上位10名限定)が削除されたことのみ惜しいものの、それ以外のあらゆる要素が家庭用ゲーム機向けにチューンナップされての登場なのでSwitch持ちにはこちらをよりおすすめしたいきもち。

12月: エスプレイド ψ (PS4/Switch)

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 21年越しの初移植はあまりにもめでたく、Switchパッケージ版とPS4ダウンロード版を購入しつつも、業務上の師走クソ進行に呑まれたのと新作シューティングを優先したかったのとで現状ほぼ手つかず。アーケードではラスボス最終形態まで辿り着きつつも完走できずじまいだったタイトルなのでこれを機にしっかり向き合いたいきもち。移植にあたり古くからの友人が深く関わっていることもあり、積み重ねの重みに一段と感じ入る次第。

12月: ナツキクロニクル (Xbox One X Enhanced)

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 2019年マイベストゲームその3(シューティング枠)。2015年春からの度重なる延期を経た2019年の師走、突然の完成報告とともに現れた本作に対しケジメ(何の?)のためだけにただ完成させられたものという疑いを持たなかったと言えば正直ウソになるが、蓋を開ければワンダースワン時代からブレない芯と2019年(2015年ではない)に相応しい年輪が確かにそこにあった。ギンガフォース(2013)から着実に良くなったところもあれば荒いまま引き継がれてしまったところ(主に実績周り)もあるが、1クレジットがすべてのアーケードスタイル・プレイを重ねて積み上げていく家庭用スタイルどちらも存分に楽しませてくれる出来なのは間違いなく、兎に角ひとりでも多く触れてほしいと願ってやまない。ギンガフォースとセットでSteamに来てくれてもいいのよまじで。

通年: beatmania

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 5鍵筐体をリリースから22年経った今でも、しかもベストな環境で稼働させてくれているお店に感謝しつつ、近所に入荷したライトニング筐体にも少しずつお金を入れていきたいきもち。INFINITASも120FPS対応せんかね。

またね:

f:id:dotk3_ameta:20200103005112j:plain 2020年代も生きてたのしくゲームしような。