どたどた

(っ˘ω˘)っ

2021年 印象に残ったゲーム

 2021年にあそんだ・積んだタイトルについて書いているので、2020年以前にリリース済のタイトルも多分に含んでいる。

 2017以前 → http://d.hatena.ne.jp/dotk3_ameta/
 2018 → https://dotadota.hatenablog.jp/entry/2019/01/08/000733
 2019 → https://dotadota.hatenablog.jp/entry/2020/01/20/120423 
 2020 → https://dotadota.hatenablog.jp/entry/2021/01/19/233000

1月: Pac-ManHDMI Game Console with Wireless Controller (Arcade1up)

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 ゼビウス(無印ではなくスーパーのほうだが)入りのArcade1upシリーズは意外と貴重であり、極小タイプということで値段もお手頃だったためオークションにて購入。本体4,000円+海外送料2,500円くらいか。そういうシリーズなので移植度や遅延感については良くも悪くもそれなりだが、手軽にあそべるおもちゃとしてとりあえず持っておく分には、まあ。

1月: レイジングブラスターズ (Steam,Switch)

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 GeminiArmsのテストプレイをきっかけに注目するようになった TERARIN GAMES の最新作。撃ち込み&破壊の爽快感・小難しく考える必要のないシステム&難易度・スコアを意識しだすと途端に牙をむきだすルール、全方位どれをとっても往年の名作キャラバンシューティング群に勝るとも劣らない出来栄えで、しばし夢中で打ち込んでしまった快作。6月にリリースされたSwitch版とお好みで。

1月: サイバーシャドウ (Xbox One/Xbox Game Pass)

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 ショベルナイトを手掛けた Yacht Club Games の最新作ということで意気揚々と手をつけたものの、とにかく爽快感MAXなレイジングブラスターズの直後だったせいもあってか面倒臭さが先に立ってしまい、このスタイルはしばらくいいかな……となってしまい積んでる。カタカナニンジャの世界観も、端数実績の呪いも、自分を衝き動かしてくれる要素であることに間違いは無いはず、なのに。

2月: ヘッドライナー・ノヴィニュース (Steam,PS4)

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 絶大な影響力を持つ新聞社の編集責任者として2週間を過ごすゲーム。朝出社してその日の紙面に掲載する記事を選ぶと夜帰途に就く頃にはもう紙面の影響と思しき現象がそこかしこに見られるというハイパースピード展開ながら、2年を超えて継続中のコロナ禍にあっては荒唐無稽に感じられないのが恐ろしい。通勤経路で唯一の個人商店が商品ラインナップを大幅に刷新した結果ペットのエサに困るといった程度の小さな躓きが続いた結果、情報源が極めて限定された政情不安国・右も左も右寄り左寄り情報だらけなSNS全盛世界、いつしか重なりあって……日本語版プレスリリースによると高校の教材として用いられたケースもあるという本作、ぜひとも様々な結末を自分の手で確かめてみては。Steamでは本作の前身にあたる作品も配信されており、こちらも日本語ローカライズ済なのでまたそのうち。

2月: ブリザード アーケードコレクション (Xbox One)

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 何を知るにしてもゲームから入っていくのが常だった自分にとって Bad to the Bone は George Thorogood and the Destroyers の曲であるよりも先に Rock'N'Roll Racing のメインテーマだった。令和の世に同作を再び遊べる日が来る(しかもSFC/SNES実機音源のみならず"本来の"音源を伴って)とは思いもしなかったし、その事実だけで胸がいっぱいである。同作をほぼ毎日いっしょに遊んでいた弟も一児の父となり、肩を並べてゲームを楽しむ場面もごく僅かとなってしまったが、距離も距離感もそう遠くないままなのでまたそのうちね。

2月: カプコンアーケードスタジアム (Switch,Steam,Xbox One,PS4)

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 前々世代からずっと旧作配信に余念のないカプコンではあるが、今回はこれまで家庭用ゲーム機向け移植の機会がなかった90年代後半タイトルを多数収録とのことで発表時からマイタイムライン(の一部)の熱視線を集めていた詰め合わせタイトル。歴戦の勇者達が19XXプロギアの嵐に再び熱狂する中、かつて数回プレイしたきり記憶の彼方に埋もれていた VARTH -OPERATION THUNDER STORM- がなぜか殊更に刺さりしばし打ち込むこととなった令和の冬もまた愉しからずや。基本的にはエミュレート品でありアーケードアーカイブスやM2ショットトリガーズなどの単作全力再現シリーズとは異なる思想に基づく作品であろうが、何にせよ舞台に立ち続けることを選んだその姿勢をまずは評価したいきもち。Xbox360カプコンアーケードキャビネット後方互換対応のため箱1台で両方遊べるのもポイント高し。

3月: The Eternal Castle [REMASTERD] (Steam)

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 1987年に発売されたゲームのリマスター版(という謳い文句でありつつも実際には完全新作とのことだが一介のプレイヤーにとって大した問題ではない。しかし文化庁メディア芸術祭の第24回エンターテインメント部門審査委員会推薦作品としてはどうなのかしら)。1シーンあたり4色のみで緻密に描き込まれた世界は静謐な美しさと容赦のなさに溢れており、プレイ感覚もまたプリンス・オブ・ペルシャ(1989)やアウターワールド(1991)のそれに極めて近いが、たぶんすべて意図的なものなのかなーとか。

3月: Narita Boy (Xbox One/Xbox Game Pass)

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 Final Trailer 2017から4年の歳月を経て遂にリリースされた快作にして怪作。主人公として駆け巡ることとなるゲーム世界の内部は勿論のこと、製作者の体験記憶として描かれる日本もまた丁寧に描かれており、心地よい緩急とともにラストのオチまで美味しくいただくことができた。繰り返しプレイとは無縁だが記憶に留めておきたくなる本作、少しでも惹かれたなら是非に是非に。

4月: FANTASIAN (iOS/Apple Arcade)

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 坂口博信最新作ということでAppleArcadeに再加入するきっかけになったが、iPhoneでのプレイにいまいち乗れず積んだきり。XboxやPSのコントローラーで遊べるようになってもなお、おれはスマホでゲームを遊ぶのがへたくそすぎるようだ。iPadでならあるいはと思いつつも妻にプライムビデオ専用機として略奪されて久しく、家庭用ゲーム機版が出る(出るのか?)まで待ってもいいかなーとか(出るのか?)...

4月: パックマン99 (Switch)

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 テトリスとマリオに続いて登場した直接殴り合わないバトルロワイヤルシリーズ第3弾。しばらくワーイと遊んだのち、コレよりシリーズ作品そのものを遊んだほうがよくね?と思い立ち帰っていく……そんな体験も3度目になったが悪い気はしない。本体は無料だし、往年のナムコ作品群をモチーフとして大量に用意されたゲーム内スキンを有料で購入するのもまた完全なる自由意志によるものなのだ(ゼビウススキンでの微妙な見づらさに血眼むきながら)...

4月: Alveole (Steam)

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 1ボタンのみでプレイする実験的作品ということで、そのたったひとつのボタンの色々な使い方を楽しめる内容かなーと想像していたのだけど、期待とは違った。まあ"肺胞"が個性派揃いだったら母体の生命維持もままならないだろうが……そう思うまでにかかった100円と1時間、まあ悪くはなかったかな。

4月: サガフロンティア リマスター (PS4)

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 アセルス編のキャラクターとシナリオ両方に強く惹かれ、理想のパーティを作り上げるべく白とピンク2冊の解体真書を携えて数百回にわたりニューゲームを繰り返した学生時代から24年。スクエニ公式が自ら敷居をガンガン上げつつ満を持して放ってきたリマスターは、PS1オリジナルの手触りを徹底的に保ちつつシステム面では快適さをとことん追求できており、高精細化が必ずしも吉とは限らない新生ドット絵からは各キャラクターの表情や身のこなしの細部を読み取れるようになり、もはやパワーアップした実家というほかなかった。体調不良やリリースラッシュに呑まれて数キャラクリア時点で停滞中なので、ひとまずトロフィーコンプまで見届けたいきもち。

4月: R-TYPE FINAL 2 (Xbox Series X)

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 クラウドファンディングのやり方はいまいち気に入らなかったが、とりあえず無事に発売されたうえ、シューティングだからと妥協せずお金をかけないとできないであろう演出をマシンパワー全開で取り入れてきた時点で御役目~と感じ入ってしまったので、清濁併せ呑みつつ最後のDLCまでとことん付き合いたいきもち。ダライアスに続いてR-TYPEも再活性化してきた令和の世、いよいよもって御三家最後の巨人に対する期待も高まってしまうな。

5月: トロとパズル (iOS)

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 2021年5月10日でサービス終了。新しい問題の追加が週1回から2回に上がったところで全問制覇を維持できなくなり、燃え尽きてほとんどプレイしなくなっていたのだけど、公式トロファミリーと3マッチパズルという限りなく気軽な存在を通じて久々に触れ合えたの楽しかったし、トロ達にはまた何らかの形で出てきてほしいね。

5月: Helltaker 1周年記念アップデート "Examtaker" (Steam)

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 有志による日本語翻訳により爆発的に話題となったオリジナルから1年、大型アップデートにおいてもほぼ即日で日本語が提供されるパワフル具合でよきかな。パンケーキに続くレシピ販売があってもよさそうなくらいかしら。

5月: GetsuFumaDen: Undying Moon (Steam)

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 源平討魔伝との関係性に無縁のまま月風魔伝を愛好してきた身として長い沈黙を破っての続編発表はただただ嬉しかったし、ジャンル名を「ローグヴァニア」とする豪胆さも好みだけども、大量の積み重ね抜きに成り立たない山を先に見てとれてしまうゲームに対しどうにもおれは腰が引けてしまうようだ……2022年に脱アーリーアクセス・正式リリース予定とのことで、その頃また出直したいきもちはあるのだけども。

5月: G-MODEアーカイブ怒首領蜂大往生DX (Switch)

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 当時ドコモユーザーではなかったので遊べずにいた気合い移植シリーズ。音色や演出面でかなり無理してる感はありつつも見た目と弾幕の再現具合は凄まじく、難易度設定を最高にするとオリジナル版と遜色ない弾幕が降ってくる。"ゲームセンターでの興奮を移植"と言い出したのが誰だったか突き止めきれずにいるが、少なくとも本作はオリジナルの気迫を完全に移植できている出来と言えるだろうし、そんな本作を蘇らせたG-MODEアーカイブス企画には敬意を。さて、オリジナルそのものの移植もまたそろそろ……。

5月: オタマトーンR-TYPE (YouTube)

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 気が向いたときは雑にでもザッとやっていきたいきもち。

6月: バーチャファイター eSports (PS4)

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 ややあって仕事が激務になり、6月はほんの少しの可処分時間を本作に注ぎ込む感じになっていた。初代からの長い付き合いであるサラ(初めてのオフ会きっかけはVF2)・雰囲気だけで初めて選んだブラッドの2キャラで烈士(降格のない最高段位である錬士から1つだけ上)まで到達できたので伊達おじさんとしては上々やろ。タイトルのトンチキさはともかくシリーズならではのスピード感と現世代機でのオンライン対戦環境との相性はなかなか悪くない気がするし、5FSベースでありつつも現代に向けた最適化を妥協せずやっていると感じられる肌触りは確かにあったかな。今後のアップデートにも注目していきたい。

7月: アーケードアーカイブス 雷電 (PS4)

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 オリジナル版を気軽に遊べる機会がついに。PSPゲームアーカイブス版で触れたPS1版ならではの独自要素(実際やさしいベリーイージー設定、聴きごたえあるアレンジBGMなど)も良かったけども、ブラウン管由来の解像度から解き放たれた現世代にはまたそれ相応の仕事があるっちゅうワケや。

7月: 猫のニャッホ ~ニャ・ミゼラブル~ (iOS)

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 2017年のリリース時に名前だけは覚えていたものの3マッチパズルか~とプレイせずにいた作品ながら、トロとパズルで3マッチパズルに馴らされたうえサービス終了により伽藍としたスマホゲーム枠に数年越しでスッと入ってきてしまった。電波が入らないほどに奥まった病院での待合など、スマホに頼りたいが電波は心許ない系のスキマ時間をやさしく埋めてくれるんでさ……。ゴッホをはじめ様々な巨匠や周辺人物達をモデルにしたキャラクター達が時系列入り乱れワイワイ登場するせいかストーリーも意外と面白く、2019年にアニメ化されていたというのもさもありなん。

7月: Microsoft Flight Simulator (Xbox Series X)

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 流石にPC版のクオリティには敵うべくもないが、ゲーム機ひとつで地球をまるごと飛び回れる時代がやってきてしまった。とりあえず歴代の自宅周辺を旋回して満足したのち、次はどこへ行こう?行けるとええな。

7月: 戦刃アレスタ (Arcade/ALL.Net P-ras MULTI バージョン3) 

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 足を運ばずにいるとそのうち往復にかかる時間すら惜しくなってしまうもので、しばらくゲーセンからすっかり遠ざかってしまっていたが、エムツーの手による完全新作シューティングが遊べるとなれば話は別だった。アーケード作品でありながら家庭用シューティング顔負けのおもてなし具合で緩急自在に遊べて楽しい。4機体&キャラクターから推しをひとり選びつつ全員で戦うというシチュエーションもアレスタシリーズの特徴を現代風に昇華した感たっぷりでよかったな。機会のたび気軽にこいんいっこいれていきたい。

7月: FINAL FANTASY III ピクセルリマスター (iOS, Steam)

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 未完の大器に終わったワンダースワン版から幾星霜、ドット絵ベースでのリメイクが遂に実現したので激務にへばっている場合ではなかったのだ。開幕直後の即堕ち光の4戦士とでもいえそうな演出にはアゴが外れそうになってしまったものの、それ以降は原作の空気感を損なわないままテンポよく楽しめる仕上がりと感じたかな。つっつきたい重箱の隅はいっぱいあったけども、いずれ来るであろう家庭用ゲーム機向け移植までの宿題にしといてやるぜ。なにより新しく追加された詠唱モーションとフィールド版やられグラフィックがご褒美すぎて、もはやオリジナルのみで満足するわけにもいかなくなってしまったのでファン冥利に尽きるというものよ。なお、当初はiOS版から入ったもののコントローラー非対応・タイトル画面での無粋なアイコン表示・ホームバーのめんどくささなどスマホ版特融の仕様にことごとく引っかかってしまい、Steam版に移ったところこちらは気兼ねなく楽しめたので、水の合う合わないは誤魔化せないなーとも。

8月: 魂斗羅 アニバーサリーコレクション (Xbox One)

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 激務の合間に積みゲーを崩そうとするとどうしても見覚えのある顔に手が伸びがち。とはいえ本作で特に惹かれたのはこれまで触れる機会のなかった魂斗羅 ザ・ハードコア(MD)とコントラ(GB)で、圧倒的なスピード感の前者と狭い画面を逆手に取って心地よく撃ちまくれる後者、好対照な両者どちらも確かに魂斗羅というほかなかった。触れられなかった旧作はすべて新作、を地で行くことができる令和の世にサンキュー。

8月: 腰椎椎間板ヘルニア との診断を受けた

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 つらい……。

9月: Eastward (Steam)

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 心待ちにしていた新作だったにも関わらず序盤で積んでしまった理由は2つある。ひとつはヘルニア、もうひとつは9月に入って急に来たXbox版Nuclear Throneだ。

9月: Apple Watch 3 を購入した 

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 血糖値を測れるタイプが出たら買おうと決めていたものの先送りになってしまい、我慢しきれず入門用にいちばん安いやつ(42mmなので厳密にはちがうけど)を購入。10年以上にわたり腕時計まったくしない生活だったのにいざ使い始めてみたらあっさり馴染んだのでよかった。なにせスマホを取り出すことなく時間や気温がわかるということは一手間をゼロ手間にすることにほかならなかったので……スキあらば待受画面におさまった自画像を見に来るむすめズもまた愛おしい。

9月: Centipede: Recharged (Steam)

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 Xbox360で展開されていたGame RoomにてオリジナルのCentipedeに触れたときの衝撃がなかなかだったので、XBLA版(日本未配信)にも手を伸ばしたり映画「ピクセル」の中盤で劇場内おそらくただ独りテンション上げたりなどしていた。アブストラクト風の見た目な本作にもかなり期待していたのだけど、実際の手触りはゲーム本編もUIもただただあっさりしすぎており物足りなさだけが残ってしまった……。テンペスト4000といい今回のRechargedシリーズといい、アタリ本社はコレが本当におもしろいリメイクと思って出してきているのかどうか甚だ疑問だよおれは……宇宙キリンの爪の垢でも煎じて飲んだらいい……。

9月: アーケードアーカイブス ゼビウス (Switch,PS4)

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 物心つくまえの自分が寝ている横で友人一家ともどもファミコンゼビウスを夜通しあそぶ両親のもとに育ったおれなので、FF3ともども自分を育てた作品が立て続けにリリースされた2021年はそれだけで至高の一年だったというほかなかった。なんどめだゼビウスという心無い声も散見されたが、直近のXbox360/PS3/3DSラシックス版いずれからも10年以上経っている事実を踏まえてもらえるかしら。なんにせよナムコットコレクション(2020)とあわせてアーケード版・ファミコン版の両方に気軽に触れられるのは本当に本当にうれしく、旅ですとか大袈裟に言え。

10月: Wirewalk()↳ (Steam)

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 GBゼルダライクな見た目に惹かれたところに公式PVのノリのよさが決定打となって購入。デビュー作ということもあってか作者のスキがてんこもりでコレぞコレぞなきもちになれてよかったな……めずらしくSteamレビューも書いたので、そちらも読んでもらえると → Steam Community :: あめしま.k3 :: Review for Wirewalk()↳

10月: アーケードアーカイブス 源平討魔伝 (PS4)

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 源平討魔伝との関係性に無縁のまま月風魔伝を愛好してきた身にとって、たのしく月風魔伝の話をしていると必ずコスってこられるというゲーム外での不愉快事象ばかりが先に立って不愉快だったので、今回ようやくゲーム本編で認識を上書きできてよかった。いざ触ってみると操作感のほうが一段とクセたっぷりで一目惚れとはいかなかったものの、今なお多くのプレイヤーの記憶に残っているのもすぐに納得がいく圧巻の表現具合だなーと。

10月: The Procession to Calvery (Xbox One/Xbox Game Pass)

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 2006年の晩夏、初の海外旅行で訪れた美術館にその名画 "ゴルゴタの丘への行進 (The Procession to Calvary)" があった……なんてことはさっぱり覚えちゃいなかったが、ゲームパス対応&信頼するフォロワーの言及によりようやく手に取れてから開始5秒でがっちり掴まれてしまった怪作。ルネサンス絵画を大胆にアレンジ(穏当な表現)して構成されたポイントクリッカーながら、誰もが知っている名画名シーンもそれ以外も等しくあられもない使われ方で下品オンパレードこの上ない中、何故か癒しを見出してしまったという……。とにかく人を斬りたくて仕方のない戦女神(でも音楽家は手にかけないのがポリシー)とともにデタラメ全開の旅に出かけような。旅してえな……。

10月: R.I.P 小野浩 (Mr.ドットマン)

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 おれを育てたゼビウスのドット絵を生み出した方でありながら、ドットマンという名乗りに不遜さを感じて積極的に知ろうともせず……今にして思えばあんまりな浅はかさ加減だった。レトロでもなくローファイでもなくドット絵そのものが好きだと一生訴えていきたいこのきもちの礎として、物心つく前から目にしていた氏のドット絵があるのは間違いないなと。合掌。

10月: 究極タイガーヘリ (PS4,Switch)

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 ゲームコーナーには行けてもゲームセンターはちょっと怖くて……な少年時代を過ごしていたせいか東亜プラン作品とはこれまであまり縁がなかったので、ゲームセンターという空間でないこと以外は当時をことごとく上回るベストな環境設定で家庭用ともども存分に楽しめることに感謝を。手触り的には後発の雷電シリーズのほうが好みかなというオチも付いてしまったけども、これからまた気軽にガオーされにゆくわ。

11月: The Gardens Between (Xbox One/Xbox Game Pass)

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 幼馴染の少年少女、二人の間にあった小さな庭での思い出。左右キーでの時間操作と1ボタンのみで振り返っていくさまは揺りかごを揺らすようでもあり、VHSテープの早送りと巻戻しを繰り返すようでもあったが、ブランコから降りる日を見届けた後の自分の中に何が残ったかは秘密にしておこう……それにしても、本作のように短時間で完結するタイトルがサブスクリプション旋風の中どうなっていくのかは気になるところで。

11月: Forza Horizon 5 (Xbox Series X/Xbox Game Pass)

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 一色に染まらないよう撹拌を続けているつもりのタイムラインから一定の匂いが漂ってきてしまう瞬間はあり、気がつくとプレミアムアドオンバンドルを手にメキシコへ飛んでいた。XSXの高速ロードも相俟ってか起動の敷居がとにかく低く、ボコボコで砂塗れのF40をただ走らせているだけで得られる癒しが確かにあったのだけど、師走が目の前に迫っていたので一区切りに。非日常を楽しめるのは日常あってこそ、か?

11月: FINAL FANTASY V ピクセルリマスター (Steam)

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 発売初日から存分に楽しむことができた初めてのFFだったせいか、最愛の3とはまた別の思い入れがある5なのでリマスターぶりを見届けねば……と意気込むも、フィールドBGMが変わったあたりで糸が切れてしまった。よもやメキシコよりも敷居が高くなるとは……またそのうち。

11月: I MAED A GAM3 W1TH Z0MB1ES 1N IT!!!1 (Steam)

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 Ska Studios 初期の怪作が急に無料で来たので12年ぶりにプレイ、10分ほどで唐突に完結する死闘の合間に干支1周分の走馬灯を脳内に走らせていた。死んだ人間だけが良い人間かもしれないが、遊べなくなったゲームはどうしたって物悲しく、再び遊べるようになったからこそ馳せられる思いがあったのでSteamレビューを書いた → Steam Community :: あめしま.k3 :: Review for I MAED A GAM3 W1TH Z0MB1ES 1NIT!!!1

 

11月: エスカトス (Switch)

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 遊びたいゲームが指数関数的に増えていく中にあっても、惚れ込んだタイトルの移植を見かけたらそのたびに買って遊んでしまうな。現役ゲーム機の中では相対的に非力なSwitchでもオリジナルの疾走感はなんら損なわれず、視覚的にも聴覚的にも経過年数の分だけ着実に洗練された感ある手触りで余はまんぞくじゃ。七つの大罪(CARDINAL SINS)、君は何色?

11月: イルベロ スウォンプ (Switch)

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 沼々袋開封する前からなんとなく感じてはいたが、カラスBORと心行くまで対話できていたあの頃以降、彼の人達が紡ぐ世界観とおれとの距離は離れる一方のようだ……月なり沼なりを突き抜けたいきもちは、いまだ枯らしちゃいないつもりだけども。

12月: 三国ワンダーランド2021 (完)

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 すべてが ソーラーパネルに なっていた...

通年: beatmania

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 筐体もライバルの背中も遠ざかる一方で……それでもまだ放り出すつもりはないぜ……まだ……。

通年: Nuclear Throne (Steam, PS4, Switch, Xbox One)

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 高難易度を理由にクラウン収集では避けていたHQルートを気分転換で攻めてみたところあっさり道が繋がってしまい、PS4版にて念願のトロフィーコンプリート達成!! その直前にXbox版が(Vlambeer解散後にもかかわらず)突然リリースされたうえ、PCベータ版のみ対応していた60FPSにも正式対応という嬉しいサプライズ付き。2022年も #一日一核 生活はもうちょっとだけつづくんじゃ。

またね:

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